たいきゅうです。
netatmoを購入してから1年以上が経過しました。
本来だったら旧居で1年くらいしっかり室内の温熱環境を測定して、
新居に移ってからの環境との比較をするとベストでした。
ただ、一番興味のある冬の時期の比較はできそうですので、
今回、
2018年12月15日 - 2019年1月14日
と
2019年12月15日 - 2020年1月14日
で
室内の温熱環境を比較してみました。
まず条件についてです。前回の記事でも同様のものをのせましたが少し簡略化して再度確認です。
まずは新居の現在については以下の条件です。
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〇5人以上の大?家族
〇延床面積 45-50坪
〇日中不在が多い
〇断熱・気密性能(Q値 1.08 Ua値 0.27 C値 0.18)
〇断熱・気密性能(Q値 1.08 Ua値 0.27 C値 0.18)
〇東海地方、太平洋沿岸部(温熱区分6地域)
〇ダクト式第一種熱交換器換気システム
〇床下エアコン、屋根裏エアコン、アメニティエアコン
による給気式冷暖房システム設置
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続いて、以前に住んでいた賃貸マンション時代の条件です。
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〇5人以上の大?家族
〇延床面積 70 m2程度
〇日中不在が多い
〇断熱・気密性能不明
〇断熱・気密性能不明
〇東海地方、太平洋沿岸部(温熱区分6地域)
〇第三種換気
〇エアコン2台使用
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まず、2018年12月15日 - 2019年1月14日 の外気温及び室内温度の推移を示したグラフです。
平均の外気温は 6.9 ℃
平均の室温は 14.0 ℃
でした。おそらく換気のために日中窓を開放してときには外気温に近い7℃強まで下がっています。
続いて、2019年12月15日 - 2020年1月14日の外気温及び室内温度の推移を示したグラフです。
平均の外気温は 10.1 ℃
平均の室温は 23.0 ℃。
とくに室内温度は非常にばらつきが少なく、最低でも21℃でした。おそらくこれは1泊旅行で不在のときです。
各温度の分布を比較するとこうなります。
(℃)
※2019年度:2019年12月15日~2020年1月14日
※2018年度:2018年12月15日~2019年1月14日
まず、外気温を比べるとやはり暖冬ですね。
2018年度は平均 6.9℃でしたが、今年度は10.1℃になっています。
平均値で3.2℃も違います。
心配になるくらいの差ではないでしょうか。
やはり地球温暖化の影響でしょうか。
続いて室内の温度のちがいについてです。
新居では1Fは平均で22℃、2F寝室は23℃となっていました。
暖かい空気は上にあがりますので2Fの室温が高めですが、その差は1度であり、階間の差も少なく快適に過ごせています。
また室温の変動も非常に少ないことがわかります。
一方で旧居は、信じられないことに平均 14℃という環境で当時はそこまで気にすることなる日々を過ごしていました。
改めてこうやって比較してみると衝撃的です。
みなさんの今のお住まいはどうでしょうか?
これから家づくりを進めていく方はぜひ、小エネで快適な生活が送れるようよく調べてよく考えて家づくりをすることをおすすめします。
本日もありがとうございました。